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有田の時間

夏の終りに

2015年08月29日

有田観光協会 at 14:28  | Comments(0)
 
 
 
 台風一過からここ朝晩は幾分涼しくなり、秋の気配が明らかに漂っているような昨今です。
こうしてみれば、猛暑日もありましたが、今年の有田の夏は意外と長くはないまま季節が移ろぎ始めているような感じで、「あッ、ちょっと待って夏さん~!!」と呼びかけたい気持ちもしますが・・・、まァ、これも過ごしやすくなった今の感情からだろうナ等と他愛ないことを考えてましたら、もうハヤ、8月も残すところ2日となってしまってました・・(笑)。

 
 夏と云えば、子供の頃は海だ山だ夏休みだとのイメージがありますが、さすがに今は地域の夏祭りだとか花火だとかのイメージへと替わって来ました。
 私が住んでます有田戸杓地区の夏祭りは7月25日。町内でも早い時期の祭りで、今年も終日笛を吹いて区内巡行したのを思い出します。
 町の祭りの中でもやっぱり気になるのは夜店と花火が上がる「十八夜」。またまた私事で恐縮ですが、今年もまた、孫を連れ性懲りもなく行ってまいりましたョ~~(笑)。
 
 
 例年のごとく喧嘩浮立の“どてまかしょ”から徐々に盛り上がっていく各種浮立の音色。やはり極めは打ち手がどんどん替わっていく大太鼓の披露は、周りのお客さんも固唾をのんで見守っておられ、心地よい緊張感が漂っているように思いました。おそらく、打ち手はその瞬間、最高のパフォーマンスで太鼓を連打しているはずでしょうし、見守るお客さんも、まるで自分が太鼓を打っているような錯覚でそれを楽しんでおられたんじゃないか等と夢想しています・(笑)。


 夏の終りに
 夏の終りに
 夏の終りに


 夏の終りに


 連打が終わるや大きな拍手が起こっていました。すかさずその後、境内の池周辺で“しかけ花火”が点火されます。今年の花火の色は例年になく美しかったように感じましたョ~。


 夏の終りに
 夏の終りに



 また、それが終わるや境内中央で“じゃーもん”への点火と最後の“打ち上げ花火”。歴史が長い「十八夜」は、狭い空間の中での見事な連携と演出の素晴らしさで今年も本当に楽しませて頂きました。
 それにしても、“じゃーもん”から“打ち上げ花火”。見事なタイミングで連続して打上がります。花火が良く見える所へすぐ移動するんですが、人盛りでもたつき、コチラはタイミングを失し、またまた画像ナシ。哀しき哉!!~ (泣笑)。



 夏の終りに
 夏の終りに夏の終りに





        
           ☆    ☆    ☆   




 またまたプライベートで恐縮ですが、今年の夏は一つの貴重な瞬間を体験致しました。
実は昨年でしたか、有田地域の発展に尽力されてる小学校からの同級生Fさんとその地域の仲間の方を、地元有田の事をもっとよく知りたいとのご要望で、半日ほど町内ガイドをした事がありました。そのときたまたま小学校の時に学年皆で校門のコンクリート門柱内に記念のタイムカプセルを入れてた事に話が及び、近い内に皆で開けたいとの朗報を聞いたのでした。それがこの夏、中学校の同窓会に併せて、何と48年振りで小学校同級生が見守る中で開かれたのでした。
 48年前、私はどんなものを入れたか、実はよく覚えておりました。皆で開けるとき、軽い期待感と緊張感で何とも云えぬ感じに覆われていましたが、開いた中に、まさにずっと心の中で思ってたものが出て来た時、ア~ぁ、これだった!!、まさにこれだった!!と懐かしさと、そしてよくそのまま残ってくれてたもんだと、まァ、天に感謝しました。48年前の空気も一瞬嗅いだかも知れません。貴重な瞬間を育んでくれてた友に本当に感謝するのみでした。この夏の貴重な思い出となりました。


 夏の終りに夏の終りに




                                                                     (山口)





                                                                                                                              
                                                                   







 


 



 






 




 

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