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有田の時間

さんのんさん(山王祭)

2016年05月27日

有田観光協会 at 14:53  | Comments(0)

 

 有田焼創業400年の記念イヤーに開催されましたメインイベント有田陶器市も終わり、今年も有田駅へ多くの方にお見え頂きました。誠にありがとうございました。
 
 さて、少し静かさを取り戻した有田の町に、何と12年に一度催される「さんのんさん」なるお祭り、山王祭がとり行われ、22日の日曜日に私も行ってまいりました。 
 この「さんのんさん」こと山王祭は、有田上幸平地区の山王神社に祀られているお猿さんを、神輿にかついで有田中樽地区の山王社までの道を往復し、陶業繁栄と五穀豊穣を祈願するというもので、何とも興味津々のお祭りでした。それも12年に一度、申年の5月に行われるというめったに見られないもの。西有田出身の私はこのお祭りのことを三年程前に初めて知り、ウ~ン、これは見たいなァ~~と思ってたんですが、それがちょうど400年祭にあたる2016年と知り、これはよもや忘れるまい思っていたんですが、これが有田焼創業400年記念イベントの中に堂々と鎮座していて、驚きもし、ちょっと可笑しかったんですが、なおさらの感で、希望の休みをお願いして出かけた次第でした。9時前には山王神社境内に到着してたんですが、当地区の踊り手の方やかなりのお客さま等で賑わっていて驚いてしまいました。
  
 それにしましても、不思議に心惹かれるお祭りです。何故なんでしょう!?。12年に一度という希少さゆえか、お猿さんは雌のおさるさんが雄のお猿さんに会いに行くと云われていて、何となく逆に思えるその積極的さ、面白さゆえか、そもそも何でお猿さんなのか・・?一説には陶業の発展の広がりを示しているんじゃないかとか聞いたりもしますが、私には分かりかねます。祭礼の実行委員会さんの方では、“縁結びの神様”と銘打っておられて、なるほどナ~と思えますが、地区の方の賑やかな‘道踊り’あり、可愛い‘稚児の行列’あり、はたまた軒先に飾ってあるきれいな‘お猿さんのさげもん’もありで、なかなか楽しませて頂きました。準備、本番等で地区の方は大変だったろうなァ~とただただ思う次第で、どうも本当にお疲れさまでした。
 
 祭りの神事とかを見てたときに、フトどこからか聞こえてきた、『ああいうのは、前の時にはなかったョ~~』との声。言外には肯定的な温かな響きがありました。あヽ、そうなのか、お祭り毎に少しずつそのやり方が変わっていってるのだろうナ~~と思える瞬間。ならば、次のときはこうしたらいかがだろうか、との思い。お猿さん同士が12年の時を経ての巡り合い。この次にはもう少し劇的に演出してみては!?。そう感じた次第でもありました。岩の上での巡り合いの瞬間は下から分かりにくいので、下の人が瞬時に見えるように映像中継とか?。まァ、当事者でない気軽さで、述べたい放題ではあります・・・(笑)。
 この次の「さんのんさん」。私が立ち会えるかどうかは全く未定ですが、もし立ち会えたらぜひこう言ってみたい。
『ああいうのは、前にはなかったナ~~、素晴らしか!!~~~。』


                                                                        

                       
                        [山王神社にて]
 さんのんさん(山王祭)
 さんのんさん(山王祭)
 さんのんさん(山王祭)

                       
                          [神事と踊り]
 さんのんさん(山王祭)
 さんのんさん(山王祭)
 さんのんさん(山王祭)

                   
                  [可愛い行列と、さげもん]
 さんのんさん(山王祭)
 さんのんさん(山王祭)
 さんのんさん(山王祭)
 さんのんさん(山王祭)
 
  
 [・・・そして、今や遅しと待つ、山王社のお猿さんです。]
 さんのんさん(山王祭)
 さんのんさん(山王祭)
 さんのんさん(山王祭)



                                                                       (山)


 












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