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有田の時間

六月の花

2020年06月24日

有田観光協会 at 13:43  | Comments(2)
 

 六月の花と云えば、梅雨の時期に咲くブルーの花々のイメージが私の中にはあります。
アジサイ、カキツバタ等代表的な感じがあり、云わゆるブルーから紫色の花々の、
それが不思議と雨の季節に馴染んでいて、そういった色を咲かす季節でもあり、その季節に
だけ咲く花々なんだと躊躇なく思っておりました。


 
 六月の花


 
  ところが先日の新聞記事に、随筆家の増田れい子さんの言葉が紹介されていました。
どれも湿潤な季節に咲くものには違いないのですが、色ではなくその咲く様子に注目されていたもので、
この時期の花は思いをこめながらも、しかし決して声高にではなくて、むしろ抑え気味に花となるように思える
との主旨でした。アジサイ、クチナシ、柿の花、そしてドクダミ等です。
 なるほど、色だけではなくその咲きぶりもあったのかと、その視点の先の鋭意さを思い、あらためて
感心したものでした。


六月の花


                                        (山)


この記事へのコメント
素敵な写真と文ですね。新日本紀行を見ながら有田を探してブログに会いました。行ってみたいところになりました。
Posted by さかえ at 2020年07月05日 07:37
 コメ、ありがとうございます。
 今年はコロナにより、色んな催しが中止となっています。
 が、その中にあっても、季節の草花は誤ることなく生命を繋ぎ、いつものようにそっと花を咲かせくれてます。
 焼き物のまち有田でも、そういう自然に季節ごとに触れることが出来ます。
 ぜひ機会がありましたら、有田へも足をお伸ばし戴けたらば幸いです。

https://www.arita.jp/event/
Posted by 有田観光協会有田観光協会 at 2020年09月29日 12:06
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