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有田の時間

お囃子、そして 「ジャーモン」 お見事、本年の 『十八夜』。

2018年08月23日

有田観光協会 at 16:04  | Comments(0)



 
 

  毎年8月18日、有田大木の龍泉寺で繰り広げられる 『十八夜』 は、何と云っても手作りの回転花火、「ジャーモン」 の点火で最高の盛り上りを見せるといっても過言ではない。ただその盛り上がりには筋書があるように思える。閉ざされたような限られた広さの境内で繰りひろげられる浮立のお囃子が、周りを数多くの観客の人々が取り囲み、笛や小太鼓、踊り、そして自由奔放に踊り打つ鉦(かね)の打ち手と、次々に入れ替わって打たれる大太鼓が、段々とスピード感を増していく中で、観客の盛り上がりが最高潮に達した中で終わる。そして、その感動の余韻のさめぬ内に、いよいよ「ジャーモン」に火がつくゾとの期待感が起こるという筋立ては、何と云っても表裏一体となっているように思えるのである。
 今年の「ジャーモン」。昨年がお寺の工事の関係で実施されなかった分2年振りの期待が持たれていたが、まさに見事に点火し、感動を与えてくれたように思える一夜だった。





  
 

  








  
  







                                                                                     
                                                              (山)