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有田の時間

Viva!! 有田焼 ➁

2024年09月30日

有田観光協会 at 16:45  | Comments(0)
 
 
 
 ご周知のように、有田焼は江戸期の始め1610年代に、有田の西部地区周辺で産声をあげたと云われる。それらの窯は元々陶器を焼いていた窯であり、同じ窯で磁器が焼き始められたようだ。九州陶磁文化館(以後、「九陶」と略)で観ることが出来るように、原明古窯で、陶器と磁器が溶着した陶片が発見されたことでそれが裏付けもされている。






 初期の有田焼は、その技術を伝えた朝鮮陶工の影響を受け、唐津焼風の形状を有していたり、重ね焼きで胎土目積みから砂目積みへと変化したりして制作されていた。
何といっても、この最初期の有田焼の小皿などは、砂目積み跡の汚れ等は気にするまでもなく、貴重な白い磁器が焼けた喜びの中で作られていたに違いない。そういった思いが伝わってくる。


 

 
 
 中国の磁器様を目標にしていた初期の有田焼は、呉須を使った染付製品を生み出し多用していったが、まだ素焼きはせず釉薬を生がけし作られた。形状はちょっと分厚く高台は小さく、トロッとして素朴な、 ‘味のある’有田焼が産み出された。云わゆる、“初期伊万里”の誕生である。‘初期有田’でなく、“初期伊万里”と呼ぶのは、江戸期に有田で作られた焼物が、地理的に近い伊万里港から船で出荷販売されたため、その出荷港の名を取り伊万里(焼)と呼ばれていたことによる。そして、質的には、李参平により、1630年代前後に泉山磁石場で良質な陶石が発見されるや、その地肌の白は、より輝きを増してきたと思われる。

 
 有田では、中国の景徳鎮の磁器を目標としていたためか、染付磁器を当初より制作していたが、本当に驚くべきことは、初期にもかかわらず、その装飾の多様さにある。染付はもとより、白磁、辰砂、青磁、瑠璃、鉄釉と、それぞれの技法での磁器が焼かれ残されている。本当にびっくりしてしまう。
 けれども、そのなかでも、染付の大皿類はこの時期の代表的な傑作類に入るのではないかと私は思っている。1630年から1640年代に、有田黒牟田の山辺田窯跡等で焼かれたと云われる染付大皿、特に山水が描かれたものなどは、口径40数㎝のもあり、迫力満点で本当に素晴らしい。もちろん、日本最初期の染付磁器であり、これらは当時の権力者であった有力大名等の宴席での使用等にも供されたとも云われるが、圧倒的迫力で迫ってくる。

 
 今からちょうど20年前になるが、九陶で『初期伊万里展』があった。それを観に行ったとき、私は目の前の「染付山水文大鉢」と書かれた大皿の前で、しばらく動けなくなった。その圧倒的迫力の前に我を忘れていた。濃厚な呉須をたっぷり使い、自由奔放な筆さばきで山水を描いた大皿は、本当に見事なものだった。大和文華館蔵、国の【重要文化財】とあった。1630~1640年代、有田町山辺田窯で作られた旨、図録に記載があった。遠近感は関係なく、堂々とした山水を思う存分描き上げ、まさにプリミティブな力強さにあふれんばかりである。個人的にはこの大皿は、将来、ぜひ「国宝」へ認定頂きたい作品である。<国宝希望>(画像に著作権がありますので、大和文華館HPにてご確認ください。)



 
[現在展示中の同類大皿。九陶の瀬川竹生氏コレクション展より]





                                                    
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歓迎!!  SAGA2024 国スポ・全障スポ、有田会場!!。

2024年09月29日

有田観光協会 at 16:05  | Comments(0)
 
 

 


 ハイ、こちら有田駅前のキルンアリタ観光案内所からです。
ご覧のように、駅前にも横断幕が掲げられています。
「国体」から「国スポ」と名を変えその第一回、こちら有田の会場でも歓迎ムードが盛り上がっています。


 駅と駅構内でも全国からのお客さまをお迎えする準備は万端のようです。







 
 昨年までは、国体といってちょうど一年前、鹿児島県内で盛り上がっていました。
一方、前回の佐賀の国体は、昭和51年のこと。当時、職場を抜け出し、県立体育館だったか、バレーを観に館内に潜り込んだ記憶があります。あの時、果たして今回のように入場制限があったのか・・、それすら忘却の彼方なんですが、懐かしく思い出します。
 
 こちらの案内所でも、県外の方々が電車で応援のため乗り継ぎで立ち寄られたりしています。だんだん盛り上がって来ています。 有田会場では、以下のように実施予定されているようです。お越しの方々をぜひ歓待したいと思います。



 10月 6日~10月10日   ウエイトリフティング   
 10月11日~10月12日   軟式野球(他に5会場にて実施)



 





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