目的で探す

有田の時間

始まりました!。記念すべき、第120回『有田陶器市』!!

2024年04月30日

有田観光協会 at 03:36  | Comments(0)
 
 朝から雨模様となりましたが、記念すべき、第120回の『有田陶器市』が始まりました!!。
それにしても、第120回目の開催です。本当によく続いて来たものですね。
大正4年(1915)年の「陶磁器品評会」の協賛行事として実施された「蔵ざらえ大売り出し」が、『有田陶器市』の起源とも云われています。
 期間後半は天候も期待出来そうですので、多くのお客さまにお見え頂きたいナと思います。
 有田駅前のキルンアリタ観光案内所にて隔日勤務の私ですが、今日は時間が若干ありましたので、有田内山地区を少し巡りました。
若干画像にてそのご紹介を。




              [お飾りで美しく。有田駅]

雨の中、早朝でも駅構内にはお客様が。徐々に増えています。



う~ん、さすが記念の年。飾りつけにも力が入っております!!。美しい有田焼のデザインにも思いが膨らむようです。


       [駅隣接の、臨時案内所です。]


 有田内山の中心地まで所要ができたので行くことになりましたが、歩行者天国となるため、急きょ「無料シャトルバス」へ乗ることに。トンネルがある南部のバイパスを通って上有田方面へ行くので、バス乗り場がある「生涯学習センター前」のバス停まで行くことになりました。
 途中、駅南のキルンアリタ案内所の前では、おにぎりの販売もされておりました。今回は、イベントの期間限定で、うどんの販売もなさるとのこと、お店のご主人さんがおっしゃっておられました。




 駅の南方にあります、「生涯学習センター前」からは、全部で5便の無料シャトルバスが各方面へ出ています。私が乗る1号線は、有田のメイン通りが歩行者天国のため、南側を外回りで走ります。それへ乗り込みました。


 始発のバスにもかかわらず、既に何人かのお客さまがご乗車なさっておりました。
このバスは九州陶磁文化館を通り、有田工業高校、さらに有田中学校、そして上有田の方へ向かいます。
目的地によって他に4便あり、やはりこれは便利だなと思いました。



雨粒の窓からは、中学校下の駐車場が望めます。あ~、かなりもうたくさんの駐車が見えています。

 私は上有田駅前で下車しました。ここで半数以上の方が降りられました。おそらくお買物中心のお客さまかと思われます。
もし、お時間があられれば、次の(泉山)磁石場駐車場、そして大いちょう前で降りられたら、壮大な自然の景観をご覧になり、驚きを感じられるに相違ありません。



[”有田焼のデパート”と銘打たれた、「丸兄商社」さん]


 そして、途中目がとまった表札。


 
 どうも私はこういう自然を感じる言葉に弱くて、足が自然にお店の中へ向かったのでした。以前から存じ上げてる方がなさってるお店で、作品自体は以前よりお見かけしていましたが、独自の白磁製のすずり(硯)などはやはり美しく、とうの昔、ご一緒に、でも書をかじっただけで終わった自分にとっては、とてもまぶしく感じられておりました。楚々とした美しい作品に目を楽しませて頂き、感謝申し上げます。







 それから、紫蘭でしょうか、濡れた「トンバイ塀の裏通り」で美しく咲いておりました。




 花の美しさと云えば、こちらの玄関の花はまた、見事ですね。



 表通りでは、雨の中でも多くの方々が行き来されています。さすがの有田陶器市です。



 途中、「有田陶磁美術館」では、二階で“古陶磁名品展”をちょっと覗いてみました。



 
 再び表通り。いろんなお店がありますね。



 そして、佐賀銀行前のメイン休憩所では、多くの食べ物のテントが並んでいます。






有田駅前の通りには、予定されていました十数台のキッチンカーが入っていました。








 初日に『有田陶器市』のほんの一部を見てきました。わずかに一時間半の行程でしたが、400年を超える歴史をもつ有田の楽しみはたくさんあります。
 日本の磁器発祥の地であり、江戸期にここ有田で作られ、古伊万里の名で残る焼物の産地有田。
 さらには、日本磁器のふるさととして「日本遺産」、後世に残したい町として「20世紀遺産」の指定をそれぞれ受けております。
 その建物群は、江戸時代の終わりから明治、大正、昭和のもので、国の重要伝統的建造物群保存地区として164軒が指定を受けております。
 有田焼のお買物はもちろん、それ以外の景観等にも少し思いをはせて頂ければ、更に楽しい有田陶器市となるのではないかナと思います。




                                                   
                                                   
                                                    (山)

































着実にその日へ、準備進む有田町!!。 記念すべき『第120回有田陶器市』!!

2024年04月24日

有田観光協会 at 15:24  | Comments(0)



      
     

        




 
 

 

 本年は、記念すべき第120回目の『有田陶器市』です。
JR有田駅前もご覧のとおり、颯爽と旗々が風にたなびいています。




 そして、その駅から南の方にも、これから多くのお客さまをお迎えすべく同じくたくさんの旗が揺れていますね。
それにしても、駅前通りの何という整然さ!!。





 そして、コチラは来有のお客さまをまず第一番にご案内する、われらがキルンアリタ周辺です!!。
(右手の赤い建物が案内所です。)






 

 
 
 一方、有田の伝統的建造物群保存地区も、皆さん一斉に稼働開始中です!!。


 

 
 

 

 



 


 かくして、記念すべき120回までの永きにわたり続いている、この伝統的な『有田陶器市』が、今年も多くのお客様をお迎えし、益々盛大に催されることを期待したいと思います!!。





                                               
                                              (山)


 

 


 








 


 






Gallery Maison de Arita - 新しいけど、懐かしい !!。空間の妙。

2024年04月20日

有田観光協会 at 16:37  | Comments(0)
 

 
 
 ガイドの仲間である、イさんがオープンされた、Gallery Maison de Aritaへ行った。
一階と二階があり、一階はモダンでかわいらしく、新しい魅力に溢れていた。
そして、二階はタタミを敷いたフロアもあり、どこか懐かしさを感じられる、すてきな空間だ。


 
 
 古民家が多い有田のなかで、明るい印象が新鮮!!。有田郵便局の前です。






 一階へ入ると、季節の花がアレンジされ、とってもバランス良いディスプレィだな~、と感心していたら
何と、こちらもガイド仲間の田中さんのディスプレィ。ウ~ン、さすが素晴らしい!!。お手しょ皿をはじめ、人気の品も並ぶ。
隅には、こちらも、同じガイド仲間の深海さん出版の釉薬の本がさりげなく。人気爆発中だ!!。















そして、二階へ。










 そこには、なぜかくつろげる空間があり、つい足を延ばしたくなります。ワークショップに本当にピッタリの空間でもありますね。
(イさん、下でお客さんの対応をされてて不在のため、横になってみました~。くつろげます!!。)






 


 確かに、ここからJRの列車も眺められそうです。



 テーブルの下には、泉山の石も見ることができます。

 

 こちら二階では、このようにゆったりとしたスペースで、コーヒーや新鮮なスムージー等が楽しめます。私はバナナ&ブルーベリーの飲み物を頂きましたが、とっても美味しかったですよ。こちらでは、様々なワークショップも今後も予定されているようです。
 また、イさんは、お隣には伝統的な源右衛門窯作品を並べていらっしゃるお店があり、ぜひ両方ご覧いただいたら、よりお楽しみ頂けるんじゃないかしらともおっしゃっておりました。
 ウ~ン、なるほど!!。

 間もなく、有田の大イベント、『有田陶器市』も始まります。ご興味をお持ちになられた方は、ぜひ覗いてご覧になられたらいかがかナと思います。
 詳しいお店のご紹介は、コチラをご参考に。






                                              (山)