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有田の時間

キーワードはこれ、『有田はすごか~~!! 』

2021年03月11日

有田観光協会 at 16:10  | Comments(0)

 





 二月の上旬から始まってます今年の「有田雛のやきものまつり」も、残すところ3日(14日の日曜日迄)となりました。
コロナ禍で例年と比較することは出来ませんが、それでもこの頃は週末にお客さまのお顔を拝見することがとても多くなっていました。
 天気のよい比較的温暖なときは、自転車に乗り春の有田を走っている方も見かけます。
こんどの週末、今年最後のやきものの雛たちに会いに、どうぞ有田へお出かけになりませんか~~‼。
             
               
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 3年ほど前より、私たち観光ガイドは町内大山小学校のご要望で、6年生を対象に’コミュニティスクール歴史探訪’としてバスに乗り有田の街中等をご案内して来ました。けれども昨年よりのコロナ禍で今年はバスで現地へは行けません。このため、6年生に学校の一室に集まって頂き、リモート(オンライン)を使ってガイドによる現地や美術館等の案内を行いました。その経緯のなかで、今度は同学校の3年生を対象に同じような学習のご依頼を受け、ガイドが現地の小学校に出向き有田まちなか案内ジュニア隊のVTRも交え、有田をご案内する機会を得ました。小学3年生といえば9歳。まだ歴史というものの認識がない年齢にどうやって有田の歴史や魅力を伝えるか、ガイドの I 氏は非常に苦慮しながらも工夫し、また、PCリモート機器にめっぽう強いガイドS氏の協力のもと、学校の強力なるご援助を得ながら、先週見事にそのご案内を実現しました。
 
 白い磁器の陶石が日本で初めて発見されたと聞いたとき、「えっ、日本で初めて!?」と思わず大声で驚く9歳の声を聞いた時、あァ、これが学習なんだとしみじみ思いました。ガイドの私がそのことを知ったのは何と恥ずかしながら38歳のときで、地元で生まれ育っても、そのことすら知らなかった。この年齢のとき有田はこんな町なんだよと学校で学んでいたら、有田への見方も後世だいぶ変わったかも知れない等と思ったりしました。学べば学ぶほど『有田の町のすごさ』が分かるんですが、それに気づいた人が子や孫に出来るだけ早く伝えてあげることは、きっと大切なことではないかとあらためて思った次第です。現在は一か所の小学校だけですが、町内の他の学校でもそういう機会が広がってくれたら素晴らしいだろうナと仲間と話しています。


  










                                             (山)