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有田の時間

『 輪島塗と今右衛門 』展、只今「今右衛門古陶磁美術館」にて好評開催中!!(5月26日迄)。

2024年05月14日

有田観光協会 at 11:40  | Comments(0)


 
 


  

 
 有田町の「今右衛門古陶磁美術館」2Fにて、現在、『 輪島塗と今右衛門 』展が開催されています(5月26日(日)迄)。そこでは、次のような言葉が添えられています。


 
 “日本の数ある伝統工芸の中で特に輪島塗と色鍋島は、長い歴史と細分化された制作工程を経て完成するという共通点があります。” “今年一月に輪島塗の産地を襲った能登半島地震では、甚大な被害とともに多くの輪島塗の工房も大きな打撃を受けました。” このため、“今右衛門古陶磁美術館では、陶磁器をはじめとする日本の伝統美を広め、未来へと伝える文化施設として輪島の伝統産業を支援するために本展を企画いたしました。”と、今回の展示の趣旨に触れられています。
 
 
 
 先日、私もこの企画展を観に行ってまいりました。輪島塗の歴史を覗いてみますと、輪島地方で漆器が始まったのは縄文時代とのことのようですが、江戸時代の前期に伝統技法が確立され、江戸中期にその美が発揮される「沈金」の技術で大きく発展し、後に蒔絵へも加わりその技術が守り続けられてきたようです。そういう意味では、そこには江戸中期における色鍋島の、美の発展との共通点もまさに見いだせるように思われます。
 
 
 
 最近では、平成9年に、色鍋島今右衛門技術保存会と輪島の漆器工房が共同企画で作品の制作などもなさっていて、輪島塗と今右衛門との深い縁を感じられているようです。


 
 
 
 
          [色鍋島菊唐花文菓子器]



 
 
 
 また、今右衛門家では、お客様へのお茶等の接遇で、色絵磁器の煎茶碗と輪島塗の盆や茶托の取り合わせを常とされているとのことで、そこにも両者の自然な結びつきが感じられ、とても興味深く思われました。
 
 ご興味がおありの方は、ぜひ今回の企画展をご覧になられ、“今右衛門家に伝わる輪島塗と色絵磁器の歴史ある伝統美のコラボレーション”をお楽しみになられてはいかがでしょうか。
           
           (月曜休館・ 曜日で開館時間に変更。 火~金 13時00分~16時00分、土・日 10時30分~16時30分)               
                                                                                                                           
                                        [画像はチラシより掲載させて頂きました。]






                                                        (山)

『第120回 有田陶器市』へのご来場、誠にありがとうございました。

2024年05月12日

有田観光協会 at 13:07  | Comments(0)
 
 
 
 記念すべき『第120回有田陶器市』。無事今年も終了致しました。
コロナが一段落ついた感のある中ではありましたが、こちら有田駅前のキルンアリタ観光案内所へも、
日本全国からのみならず、外国の方にも数多くご来場頂きました。
 本当にありがとうございました!!。




 




                            (キルンアリタ・中尾、山口)

 







『有田陶器市』盛況開催中!!、明日5日までですよ!!。 and もう一つのお楽しみ。

2024年05月04日

有田観光協会 at 13:56  | Comments(0)

 
 
 本日5月4日、青天にも恵まれ、『第120回有田陶器市』、まさに今開催中です。




 
 
 






 そして、


 
   今年の休日は6日までですが、有田陶器市は5月5日迄となっております。

  どうぞご注意くださいませ。



 
 
 電車でお見え頂いた方等には、有田駅前から無料のシャトルバスが全5便出ております。


詳しくは、コチラよりご確認ください。



 
 ところで、有田内山の中心地域、重要伝統的建造物群保存地区へは、9時半~16時半迄は歩行者天国となっておりますので、この


間の車、バイク、自転車等の出入りが出来ません。それぞれに駅方面に早くお行きになる場合にはシャトルバスの一号線


ご利用が便利です。


 さきに少し触れておりましたが、壮大な自然の遺跡などもご覧になる場合は、ぜひ一号線にて、磁石場駐車場でお降りになってご覧


ください。バスをお降りになられましたら、少しだけ上に坂道を登られましたら、右手の方に、壮大なドーム球場が入るような国史


跡、『泉山磁石場』
を見ることが出来ます。まさにそこは、日本初の磁器の原料が400年前に大量に発見された観光スポットです。数


年前には、タモリさんの『ブラタモリ』でも紹介になりましたね。そしてそこでは、ご興味がありましたら、ガンダムのグフのマンホ


ールもご覧になれますよ(画像)。








 磁石場をご覧になった後、さらに本通りの坂道を下って行きますと、すぐ右手に大きなイチョウの木が見えてきます。樹齢1000年


を誇る、国の天然記念物の『有田の大いちょう』
です。







 

 それから、裏通り、または本通りの坂を下って、賑わっております陶器市の人波をさらに下って行きますと、右手の奥に入ったとこ


ろに、『トンバイ塀の裏通り』があります。そこにももう一つ、ガンダム本体のマンホールを見ることが出来ます。どうぞお探しにな


ってください(画像)。本通りに沿った裏通りには、このような落ち着いた雰囲気の素敵な箇所もありますので、ご存じない方はぜひ


ご覧になられてください。ショッピングだけでない楽しみもまたありますよ。


 なお、こちらのガンダムについては、近くの「有田館」にて、1万枚限定で、マンホールカードをさし上げております(午後4時半


まで)。






 
 
 
 [ガンダム・マンホールカード]





 

 
 さらにそれから、本通りへ出られて有田の中心域「札の辻」には、国の重要文化財『旧田代家西洋館』があり、”歴史の川ざらい ベ


ンジャラを探そう成果展”も開催されています。有田町歴史民俗資料館の指導の下、小学生が川で採取した江戸期の有田焼の陶片を、


時代ごとに鑑定されたものが展示されています(こちらも明日5日迄)。お買物の合間に、ちょっとお立ち寄りになられてはいかが


でしょうか。


 
 

 

 






                                                    (山)