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有田の時間

『新有田郷図』

2012年08月15日

有田観光協会 at 17:16  | Comments(0)
 朝からお盆で混雑していたココ有田駅も、ようやく夕方になり、少し落ち着きをみせてきたかなァ~と感じています、山ちゃんズ、山口♂です。happy01
 さて今日は、有田駅案内所に鎮座まします、冊子類3部作をご紹介致します。

 

  ①『新有田郷図』 -有田皿山・内山編- (前方「巻物」で、手作り帯留め付!!です。)

『新有田郷図』


 ② 「150年前の有田皿山ば歩こう隊 覚書 其の壱」 (右の冊子です。)

『新有田郷図』


 ③ 「150年前の有田皿山ば歩こう隊 覚書 其の弐」-有田皿山・外山編-

『新有田郷図』

  
いったい、これらの地図類は何モノなのか・・(笑)!?


 実は今から去ること150年以上前の江戸末期の1859年(安政6年)。
何と、ココ有田の町並みを総天然色版で見事に細密に(例えば、当時の家々などを一軒ずつ丁寧に)描いた地図が、佐賀鍋島藩の手により完成をみたんです。その名は、
  
     
     『松浦郡有田郷図』(佐賀県立図書館蔵)


 地図が描かれてちょうど150年目の2009年、この地図をもとに現代の有田を歩こうとの着想を有田町歴史民俗資料館から提示頂き、賛同したNPO法人アリタガイドクラブと共に広く町民の方にお声をかけ、隊員をつのって結成したのが「150年前の有田皿山ば歩こう隊」。何と、花王石鹸株式会社の厳しい審査をも3年間に亘って見事に通り、同社の支援の下、2010年、2011年の踏査活動を元にまさに手作りで作り上げたのがこれらの地図冊子で、150年前と現在との道路河川等の違いが一目で分かるものとなっています。(2012年の今も活動継続中)。


・・・というわけで、町民の皆様方の汗と涙の結晶!!を、広く有田駅の玄関窓口に掲示し、ご披露しているというわけなんです。
 有田の成り立ちに幾分かでもご興味のある方、来る2016年の有田焼創業400年への第一歩として、或いは、久しく有田を離れ、ここらでご自分との何らかの接点、ルーツに関心がおありの方等々がありましたらば、朗報になるカモです(笑)。
 なお、参考までに地図等を置いてある箇所、及び価格等は以下のとおりです。有田駅にお越しの際はぜひ手にとってご覧くださいネ。


            有田館、有田町歴史民俗資料館、アリタ・ガイド・クラブ事務局
                    (有田駅は販売規約上、見本のみの掲示です。)
                           ①②はセットのみで1500円。③のみは1000円。
                           ①②③全ての場合は特別価格2000円です。
    
                                            ではでは。

         
         
         *『新有田郷図』関連書籍の有田駅での見本展示は、本年10月末にて終了しております。


[N.6]


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