日本伝統陶芸の粋!! ~ 全国から集まった人間国宝等のやきもの ~ 九州陶磁文化館
全国の人間国宝等を中心とした数多くの作品類を、有田で一堂に観れるのは久し振りのようで嬉しい。
限られた時間ではあったが先日観覧した。
1996年に開催された「世界焱の博覧会」で、全国の著名作家の作品類を観た記憶があり、それ以降ではないかと私は考えた。
あの時は、有田の三右衛門の作品類はもちろんだが、「備前焼中興の祖」金重陶陽、藤原雄、沖縄の金城次郎、萩焼の三輪休雪、12代中里太郎衛門(無庵)、京焼では江戸期ではあるが奥田潁川、仁清(野々村)はなかったかナ・・?、幾らかを思い出した。
今回は、12月4日(日)までの期間中、佐賀県立九州陶磁文化館で日本工芸会陶芸部会50周年記念として、
『未来へつなぐ陶芸 伝統工芸のチカラ』 展
が開催され、歴代の人間国宝の名品から新進作家の最新作まで全139点の素晴らしい作品類が展示されている。ここ九陶にて一堂に観覧出来るのは珍しく、皆様方にもぜひお薦めしたい。数点参考に記したい。

[板谷波山 ≪葆光彩磁和合文様花瓶≫1914‐19年頃 MOA美術館蔵]
板谷波山独特の光沢のない釉で、文様を柔らかく包んだ奥深い作品。門司の出光美術館等で幾つか観た記憶があるが、県外でしかなかなか見れないように思う。

[中里無庵 ≪黄唐津叩き壺≫1966 東京国立近代美術館蔵]
古唐津の伝統を復興し、叩き技法などに独自の作風を生み出し、唐津焼で初めての人間国宝の12代中里太郎衛門(無庵)作。

[武腰 潤 ≪鴾相対蓮図磁篋≫2021 東京国立近代美術館蔵]
九谷焼の基本色をアレンジし、独自の色彩世界を構築されているという。強い色彩のインパクト。
(山)