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有田の時間

新年、明けましておめでとうございます。

2024年01月02日

有田観光協会 at 13:10  | Comments(0)
 
 
 






 
 
 新しい年を迎えている有田そして日本ではありますが、昨夕、能登半島域は大きな地震に見舞われ、大きな被害が出ているようです。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
 
 さて、有田にとって記念すべき年が明けました。『有田陶器市』開催第120回、そして、『ありた秋の陶磁器まつり』開催の第20回目となる、記念の年の幕開けです。
 願わくばこの記念の年が、有田と有田焼が大きく羽ばたく契機の年となることを切に望み、私たちスタッフも少しでも盛り上げて行きたいと考えております。本年もキルンアリタ観光案内所をどうぞよろしくお願い申し上げます。



                                         
                                        (キルンアリタ観光案内所 中尾・山口)

 

  

今年一年間、本当にありがとうございました!!。

2023年12月29日

有田観光協会 at 14:23  | Comments(0)





        [キルンアリタ観光案内所]


 
 
 温暖化の影響でしょうか、今年末は日中はやや暖かく過ごしやすいように思われます。
早いもので今年も残すところ3日となりました。コロナもようやく落ち着きを取り戻し、陶器市や陶磁器まつり等、今年も予定通り実施され、県内、県外はもちろん様々な国々からも多くのお客さまが有田へ、そして有田駅前のキルンアリタ観光案内所へ足をお運び頂きました。誠にありがとうございました!!。
 ここキルンアリタ観光案内所は、年末の12月31日と年始1月1日のみ休業で、それ以外の日は毎日営業致しております。
お買物、里帰り等、有田へお越しの際は、お気軽に当所へお立ち寄りくださいませ。
では、皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
 
 なお、町内の年末年始のお店等の営業状況は、コチラにてご確認ください。



                                   

                                   
                                    キルンアリタ観光案内所  スタッフ  中尾・山口



  

九州陶磁文化館、新収蔵品展2 『古唐津とその周辺』展。

2023年12月27日

有田観光協会 at 15:18  | Comments(0)
 
 

 この秋から年末にかけては、古唐津が熱い。
その醍醐味はやはり絵唐津であろうか。
 10月から11月にかけ、唐津市近代図書館では『唐津のなかの唐津焼展』が開催された。



 
 


 
 
 唐津焼の誕生は、唐津市北波多の岸岳城下で上松浦党の領主である波多氏の庇護により始まったとされている。
その展示は、そこから始まる唐津焼の歴史を、誕生から近代に至るまでの変遷を辿っていてなかなか興味深いものだった。
 中でも、私は絵唐津の文様の多彩さに圧倒された。撮影可であったので幾つか写真に撮ったが、特に残されていた
陶片のその素朴なデザインに大いに興味をそそられた。次のような、命という文字。なぜその文字が残されているのかなど、
色々思案し、興味は尽きなかった。

 













 
 
  今、ここ有田では、九州陶磁文化館において、新収蔵品展2 『古唐津とその周辺』展が開催されている。
古陶磁蒐集家である、山口陽二氏が蒐集された古唐津を中心に、初期伊万里、上野焼、現川焼等を含めた作品展である。
 非常に驚いたのは、蒐集された作品のその質の良さである。さらに驚いたのは、わずか約15年位でそれらを蒐集なさって
いたことである。展示作品冊子にあるように、価値ある文化財を後世に残したいという強い思いがおありだったことがよく分かり、
作品そのものと共に、非常な感動を抱いたところであった。
 
 
 


 



 卑近に戻れば、何といっても古唐津の素朴さ、そののびやかな文様の素晴らしさは何とも云えない。
草花文の魅力もさることながら、残された文字もまた愉快でもある。学芸員さんの説明を聞くまでは、
実は一度目の鑑賞時は完全に見落としていたのが次の文字が記された茶碗作品である。
体を左に倒さないと分からないものであった。
(展示内、撮影可だったが、りっぱな冊子が作成されてたのでその必要性はなさそうだ。)










 次の文字の小鉢も、素朴さの魅力が何とも云えないが、そもそも、どういう理由から、「やきもの」や「風」の文字を記すに至ったのか、考えれば考えるほど興味は尽きない。出光美術館の出光佐三氏愛蔵の「絵唐津 丸十文茶碗」等を思い出したりもするが、そのとき心は既に桃山・江戸初期に飛んでいるのである(九州陶磁文化館にて、令和6年1月8日迄展示中。)
















                                                  (山)










 



  

年末特別企画!! 『古九谷誕生地、有田黒牟田&応法ツァー』その源流を歩く。サンタさんもお出迎え、「陶彩弁当」付。

2023年12月01日

有田観光協会 at 14:43  | Comments(0)









                                               
         [焼物の画像は、全て九州陶磁文化館蔵]

 
 
 
 石川県の九谷で焼かれたと云われてきた、『古九谷』。かつて、有田産か石川県産かで大きな議論を巻き起こした「古九谷(産地)論争」というのがありましたが、有田の黒牟田地区にあります、国史跡『山辺田(やんべた)古窯跡』。その麓南面の大規模な発掘(平成25年~28年)により(山辺田遺跡)、かつて「古九谷」と呼ばれた色絵の陶片が数多く発掘され、赤絵窯の遺構も発見されたことにより、それらの初期の色絵の焼物は、この地、有田産であることが学術的に確定致しました。


 
 
 泉山の磁石場で良質の磁石鉱が発見される前から、唐津焼の陶器を焼いていたこの地域は、その高い技術力で、来るべき大皿の製造へと踏み出した大窯業地でもありました。その素晴らしいダイナミックな焼物を生み出した土地を、現地で実際に目で確認頂くことで大きな有田焼の歴史を辿れる、「有田焼の源流・黒牟田応法ツァー」をこの時期限定で企画しております。



 さらには、この時期だけの年末の風物詩ともなっている、煙突に登っているサンタさんにも数多く出会うことが出来るまたとないチャンスです。



 


 


 
 

 






 

 ツァーはお昼で終了となりますが、古い歴史ある窯元さん宅で、この地区の名物「陶彩弁当」をお召し上がることも出来ますし、その器はお持ち帰りも出来ます。
 この限られた期間だけのとってもお得な企画となっております。よろしかったらぜひご参加なさいませんか!?。
詳細内容は以下のとおりです。



 
 

 







                                                                                                                                       
                                              (山)













  

’或る日の日記’

2023年11月27日

有田観光協会 at 16:41  | Comments(0)
 

  午前中、かかりつけの病院へ行き、午後からの観光ガイド、”ブラアリタ”のガイドに備える。
相棒のガイドB氏とスタート地、泉山磁石場でお客さまを待つ。
周りを見回せば、今年は思った以上に急速に紅葉がすすみ、きっと美しい景色がお客さまに喜んで頂けそうだ。






 泉山磁石場をご案内したあとは、有田の大イチョウまで、歩きながら有田の歴史、生い立ちなどをご案内し、散策する。
大イチョウもほぼ満開の状態で、晴天の中、全国区となった英山(はなぶさやま)と美しさと威容を競い合ってるみたいだ。





 ガイドを終了したあとは、アリタセラを覗く。こちらもなかなか盛況で紅葉もお見事。多くのお客様で賑わったいた。





 

 少々疲れたので、ちょっと休み、そして、夕方から夜にかけ戸杓天満宮へ。本日は”神待相撲”の日。下手な笛を吹く。
けれど、こちらもコロナ後、三年振りでまたまた賑わった。
かくして有田陶磁器まつりの期間中の ’或る一日’ が、終わった。




 
 
 
 御礼


      本年の第19回秋の有田陶磁器まつりの期間中、ここキルンアリタ観光案内所へも
     多くの方においで頂きました。誠にありがとうございました。


                                        キルンアリタ観光案内所 スタッフ一同






  

令和五年度企画展 『 十三代今右衛門展 』 ~その人となりを求めて~

2023年10月30日

有田観光協会 at 15:51  | Comments(0)









 
 
 
 現在、今右衛門古陶磁美術館では、一昨年、昨年に続き、『十三代今右衛門展』~その人となりを求めて~ が開催されています。
ご逝去より20年の節目にあたる令和三年よりの連続の企画で、今展では、氏の創作の源となった人間性や内なる美意識に影響を与えた五つの分野にスポットをあて、十三代の人となりを感じられる最終の展示となっていて、私も先日展示を観て来ました。

 
 残された幾つかの言葉の中に、印象深いものがあります。一つだけご紹介します。
”出来上がった作品が放つ美しさには、その人が若い時に体験した背筋に氷が走るような感動が裏に隠されています。・・感動の数々が美意識を培い作品ににじみ出てくる” とおっしゃっていたとのことでした。
 また、若い頃よりクラシックに親しみ、音楽の演奏と色絵磁器の創作は共通した芸術の世界であるとも捉えられていたようです。

 
 昨年の二期目の展示の時も記しましたが、晩年の十三代の作品には、現世を突き抜けた十三代独特の不思議な世界を感じておりましたが、今回の展示で、氏が更紗をこよなく好まれ、そこから現世にない “珠樹文” の中に今右衛門の世界だけに存在する吉祥文として、エキゾチックな空想的な独自の意匠を見出され到達されてたことが分かりました。なるほどそういう事だったのかと、今回の展示で新たに作品の魅力の一端に触れたような気も致しました。とはいいながら、十三代の最晩年の言葉で紹介されてますように、・・頭のなかでは何かが出来上がっている、・・あともう少し・・、と最後まで氏の世界を追求されてたことも分かり、ただただ頭が下がる思いも致しました。
 
 






 





 
 たまたまお人柄が偲ばれる様子を拝見したことがありました。あれは今右衛門古陶磁美術館が開館して間もないことじゃなかったかと思いますが、展示品の中に江戸期のご婦人が猫を膝にのせてくつろいでるような、古伊万里の人形の磁器をおそらく初めて展示されてたことがありました。(今思えば、歴史民族資料館発行「おんなの有田皿山さんぽ史」の表紙を飾る、「色絵猫抱き人形」だったかもと思います。)。それを前にして、氏のおそらく親しい方だったように思いましたが、「今回こんなものを展示しました」と、ちょっとはにかみながらその方におっしゃってた場面に居合わせたんですが、「よろしんじゃないでしょうか」と応じる相手の方とのやり取りなんかも目にし、何だか微笑ましい感じを受けたのを思い出します。
 微笑ましい感じといえば、ある年の陶器市。今右衛門窯の前をたくさんの人が行き来していましたが、その内に、ちょうど今右衛門窯の前の角で、「さぁさぁ、買った買った、お安くしてるよ~!!」と、声が聞こえます。気になって振り向きますと、他の業者さんの若いお兄さんが威勢よく声を出してました。
 フト反対側を見ますと、ニコニコと十三代がその様子を楽しそうに見守っておられました。身近に感じた氏のお人柄でした。

 
 
 令和三、四、五年にわたる 『十三代今右衛門展』の締めくくりとして、作品はもとより、氏の人間性、美意識の原点を知る良い展示だと感じました。町民の方はもとより、多くの方がご覧になられて、十三代の世界に触れられてはいかがかナと思います。
(12月17日(日)迄。月曜休館。 )
                                       [画像はチラシより掲載させて頂きました。]






                                                        (山)





                                                                                         







  

10月17日、今日は有田の「おくんち」です!!。

2023年10月17日

有田観光協会 at 16:07  | Comments(0)
 
 
 今日は10月17日、有田のおくんちです。
朝から、美空ひばりさんのチロリン節などが町内を駆け巡っていました。
好天にも恵まれ、来月の陶磁器まつりにかけての第一弾、有田の秋のまつりの始まりです。
 
 私も今日は駅前のキルンにいますので、パレード等は鑑賞できませんが、まさに駅前のここへも、
浮立の巡行の人たちが笛や太鼓を奏でながら廻ってきておられます。
 つい、’お花’をあげたくなるのも人情ではあります。

 
 
 


 
 
 そして、有田町図書館前の ’お祭り広場’ では、いろんな方面の方の踊りや歌などが披露されています。
五穀豊穣、商売繁盛などを願いながら、こうやって有田の秋は確実に進んでいます。

 

 
 




                                          (山)



  

わくわくの観光スポット、”柿の木小路" の通り!!。

2023年09月27日

有田観光協会 at 15:24  | Comments(0)







 
 昔、柿の木があったためそう呼ばれている、有田の観光スポット、”柿の木小路"の通り。
その路地に、一つ、カラフルなマンホールがお目見えしました。アニメで同じみのガンダムのマンホールです。ガイド中の折り見かけたんですが、県外からのお客さまも盛んにカメラを向けておられました。ウーン、私などはその世代ではないんですが(放映当時成人で、関心薄)、けれども、何といったらいいんでしょうか、今、’歴史的通り’に設置されたにもかかわらず、不思議と存在感があり、意外に周りに新鮮さをもって溶け込んでいるように感じました。44年の歴史をもつアニメであるためからか、この歴史的な場所に新鮮な魅力を発しているように思います。





 そのホールの設置箇所がまた秀逸!!。三空庵広場から一歩小路に入ったところにあり、ここにあることにより広場と小路が繋がり、三空庵広場をご存じない方も一歩そちらへ足を運べ、断然観光スポットの空間が広がります。もちろん、逆の広場から小路へのコースは、私たちガイドコースの王道で、スポットのダイナミックさを演出しています。ガンダムへの思い入れ有無を問わず、ぜひ足を運んでご覧になられたら素晴らしいと思いますョ。ガンダム関連のマンホールは、もう一か所、泉山磁石場にも設置されておりますのでご覧ください。











 もう一つ、その小路通りにある古民家、『小路庵』。大正14年建造の重要伝統的建造物に指定されている江副孫右衛門氏の生家。ひとかたならぬ努力の末、名古屋で日本で初めて世界で通用する本格的ディナーセットを生み出した人、日本碍子社長、TOTOの5代目社長や会長を務め、戦後初の公選有田町の町長でもあった人の古民家です。家の南側には庭がありましたが、何と整備中に焼物を焼成した登り窯跡が発見されました!!。当の孫右衛門氏は直接窯での焼成はしていませんので、どうやら彼の父が築いた窯の可能性が出てきて、まさにその発掘中なのです。父の代に石炭窯導入で失敗し廃業となった事実があり、それが孫右衛門氏の運命を変えたという、その窯の可能性がが然出て来ていて、新たな事実等の発見が期待されています。















 こちらも張られているロープの外からは見学出来るようになっています。そしてここは、さきほどのマンホールからは、歩いて1~2分ほどの位置にあり、併せてご覧になることが出来ます。
 
 17世紀より宮中へお品を納めていた辻精磁社のトンバイ塀をはじめ、この近くには有田の観光スポットの名所が集中しています。
ぜひ、わくわくの名観光スポット、”柿の木小路”の通りへおいでになられませんか。






                                                     (山)
  

「第18回 有田ウィンドウディスプレイ甲子園」、27日迄展示中です!!。

2023年08月23日

有田観光協会 at 15:13  | Comments(0)
 
 





 

 今まさに甲子園では、高校野球の決勝が行われていますが、我が有田のウィンドウディスプレイ甲子園でも、今まさに台風で延期になってましたプレゼンテーションと表彰式が行われていると思われます。期せずしてその結果が同日となったのは極めてめずらしいことですネ。
 さて、もちろん、Instagramで観ることも出来ますが、街中では今月27日(日)まで、ディスプレイ展示中です。
画像は良くありませんが、幾つかの店舗を廻った写真をupしてみますね。ウィンドウに反射した画像が意外な背景となることも・・。
 よろしかった、あと数日の展示、皆様もご覧くださいませ。今年も力作が展示されてますョ。























                                                                         


                                        (山)









  

暑い夏、そして街中のひと涼み。 ~ 『第18回 有田ウィンドウディスプレイ甲子園』 ~

2023年07月28日

有田観光協会 at 16:01  | Comments(0)
 

 

 

 
 
 
 梅雨も明け、真夏の太陽が容赦なく降り注ぐココ有田のまち。
来週の開会式そして設営を経て、今年第18回目となります 『 有田ウィンドウディスプレイ甲子園 』が、いよいよ8月1日から8月27日の会期で始まります。一般の方の投票による参加は8月8日迄ですが、各店舗設置の投票用紙のほかInstagramでの投票も可能です。
 暑い中にも若い情熱が、街中にどのように感性を響かせひと涼みを街中に運んでくれるか、今年も期待せずにはいられません。
楽しみです!!。


 


[過去のディスプレイの幾つかより。]


 
 

 

 

 

 





                                          (山)






 



 

   

有田という街。

2023年06月21日

有田観光協会 at 15:36  | Comments(0)

 





 
 先月の有田陶器市では、115万人という多くのお客様に有田へお見え頂きました。本当にありがたいことでした。
ところで、どちらからお見えかを、ここキルンアリタ観光案内所では統計のために記録しています。
けれども、さすがに陶器市期間中は、そのあまりの多さに記録することが通常出来ません。
ただ、外国からのお客さまにつきましては、観光庁での統計が必要ですので毎日出身国をうかがっています。
一年前には、まだコロナの影響でしょうか月に10か国にも満たなかったものでした。
けれども、コロナも段々と落ちつき、それに従い、有田への外客の方も段々と増えて来ています。
 たとえば、先月5月は、どの位の国から有田へお見えになられたと思われますでしょう!?。
実は何と、28カ国からお見えでして、本当に驚いてしまいます。有田へは主には観光が目的という方が多いですので、
この小さな町への関心がいかに高いかがうかがわれます。 ’世界の有田焼’ たる所以でありましょう。
 その中で、時々有田についてお聞きするのが、”有田はきれいな街ですね。”というのがあります。
ゴミが全く落ちてない、とおっしゃいます。確かにそうかナと町内を車で走っていても感じることはありますが、
そんなにそれを意識することはないようにも思います。
でも、もしそうだとするならば、”有田はきれいな街”というのも、ある意味有田の魅力の重要なファクターなのではと
時々思います。


                                                
                                                      
                                             (山)

  

有田陶器市へのたくさんのご来場、ありがとうございました!!。

2023年05月07日

有田観光協会 at 11:29  | Comments(0)









 
 

 
  第119回有田陶器市も盛大の内に終了し、ここキルンアリタへもたくさんの方にお見え頂きました。
「陶器市がある度に毎年来ています。これが私の生きがいなんです。」とおっしゃってた東京からのお客さまもありました。
 遠路はるばる、いろんな地域からお見え頂きました。本当にありがとうございました。
 同時に開催されております『有田国際陶磁展』は、本日7日迄開催中です。引き続きお楽しみくださいませ。




                                         

                                        キルンアリタ観光案内所(中尾・山口)


  

有田駅前からは、無料シャトルバスが便利です!!   - 有田陶器市 -

2023年05月03日

有田観光協会 at 14:54  | Comments(0)
 


   
  只今、『第119回有田陶器市』、盛大に開催中です!!。













 電車等で有田駅にお見えの方など、有田駅を出発点に陶器市をご覧になるときは、
駅前方面より発着している「無料シャトルバス」がとっても便利です。
 出発地点は有田駅南よりここキルンアリタの前を通り、交差点をそのまま直進して右手の方、
有田生涯学習センター入り口横より出ています。



第1号線は、九州陶磁文化館、上有田駅前等をとおり、大イチョウ前までを運行します。
第2号線は、ショッピングリゾート、「アリタセラ」まで運行します。
第4号線は、有田ポーセリンパークまで運行します。

 



 
 







 有田駅前交差点から、上有田方面までは、9時半から16時半まで、歩行者天国となっています。
駅前交差点には、有田焼のデザインをされた車が置かれていて、ちょっとビックリさせられます。

 
 




 


なお、第3号線は、「アリタセラ」から有田ダムをとおり、有田伝建地区のほぼ中央、有田小学校まで運行します。
   第5号線は、「アリタセラ」から有田駅北側の佐賀県陶磁器工業(協)までの運行です。ぜひご利用ください。

 
 
 
 [お客さまで賑わうアリタセラ]




 上有田方面へ中心部へ歩かれますと、こちらも多くの人たちで賑わっています。
佐賀銀行有田支店の大型休憩所では、様々な出店の食品を味わうことも出来ます。散策される方には便利です。


 
 
 

 


 有田陶器市も、本日も入れますとあと3日。ほぼコロナ前に戻っております「有田陶器市」へぜひおいで下さいませ!!。





 
                                                    (山)


  

 後世に残したい20世紀遺産の町、有田。『有田のぶったまげ周遊』町民他、無料ガイド只今実施中!!

2023年04月23日

有田観光協会 at 16:11  | Comments(0)
 






[町広報ARITAでも掲載]







 
 有田は有田焼で有名な町。ゴールデンウィークの有田陶器市には、全国から100万人以上のお客さまが見える町。
長い間有田に住んではいても、その程度しか自覚がなかったのですが、20年以上も前でしょうか、町主催のある催しに3日間ほど夫婦で参加したことがありました。まさにそのとき私は 『ぶったまげ』 ました!!。驚きました!!!。
あまりにも町について何にも知らなかったからです。本当に凄い町だと感じました。これはいつかガイドになって、この驚きの有田をぜひお客さまに伝えたいとの衝動にかられたことを思い出します。そしたら、そのとき無職だった妻は、募集があってたガイド養成講座への手続きを私が知らぬ間に独自でしておりました。どうやら同じ思いにかられていたというわけです。後年、実際には、私がガイドとなって今に至っているわけですが、その熱い思いは当時から少しも色褪せることなく、ますます増加、拡大し続けているわけです。

 長くなりましたが、同じ思いを抱く私たち有田の観光ガイドは、この『ぶったまげの有田』を多くの方にお伝えするため日々奮闘しておりますが、まずもって、同じここに住む町の方たちに同じ驚きをぜひ感じて頂きたいとの思いで、町のご支援のもと標記の無料ガイドを只今実施中です。
 広く有田の素晴らしさをPR頂けたらとの思いで、今回町民の方のみならず町との関連がある方も含め、2名様以上のご要望があれば、ご希望の期日時間に出来る限りご対応し、無料での1時間ガイドを実施しています。その第一弾は、有田焼の原点「泉山磁石場」です。
 ぜひお気軽に、ご家族も含めご参加頂けたらと思います。







◎お問い合わせは、有田観光協会(0955-43-2121)へ。





                                                 (山)







 
  

『Blue.』展  in bowl

2023年03月29日

有田観光協会 at 15:21  | Comments(0)

 
 

 

 
 有田駅前本町の店、「bowl」で開催されてます、“ Blue. ” 展を先日観て来ました。磁器の町有田にとって、その磁器製造当初から現在に至るまで、器に一番の需要を誇った ´染付’ の商品。その色、ブルーを生み出す呉須は、中国からの天然呉須から明治以降にワグネルの紹介で有田に入って来た酸化コバルトに至るまで、有田の器のベースを支えるものとして切っても切れないものだったと思います。有田焼が好きだという方に、“ 染付が好き ’’という方がいらっしゃるのも分かる気がいたします。

 今回の展示は、その呉須の“ Blue ”に視点を据えた非常にユニークな展示で、開催者の意気込みが感じられるとても刺激的なものでした。しかもその開催者は、呉須の製造に携わる深海宗佑氏とクリエーターの岩尾玄樹氏の、共に有田出身の若手起業家とプロダクトデザイナー。

 展示内容を幾つかのテーマに分け、それぞれからブルーを捉え、活かし、その未来の可能性が提示されます。たとえば、テーマ、「The blood」には一瞬、ドキッとさせられます。ぶら下がった幾つかの輸血容器に入ってるのはブルーの血液!!。すなわち呉須で、脈々とこの有田の生業の中に伝わってきた命の源流を見る思いがしました。その他にも、酸化と還元での呉須の変化や呉須を染料として使った試みとか、様々な視点での展示がなされ、昨今の単一色でのシンプルデザイン流行の器に対するものとしても、有田焼の原点を知り一石を投じる、面白い挑戦だったと個人的には強く思いました。ちなみに、当該深海氏は有田の観光ガイドもなさっています。
<3月30日(木)まで(29日休)。>






       [江戸中期の染付(呉須)皿]




     
                                                       
                                                      
                                                      (山)  

『やきもののいろどり ~ デザインと道具たち~ 』展、観覧!! ~有田町歴史民俗資料館東館~

2023年02月28日

有田観光協会 at 16:33  | Comments(0)
 
 
 
  

  




  
  標題の展示を先日有田町歴史民俗資料館に観に行きました。全体が大きく三章に分かれて展示されていて、

 それぞれが、
 
 
 
 
 第一章:有田焼の描画装飾の変遷  
 
 第二章:有田の伝統的な絵付け方法   
 
 第三章:有田焼の図案
 


  
  の、三章です。

  
  
   やきものの表面に筆で絵を描くというのは今では当たり前のことですが、実は中世までは存在せず、豊臣秀吉の

 文禄・慶長の役(1592~1598)の際の渡来した朝鮮人陶工によって始められたとあらためて分かりました。

  思えば縄文、弥生土器に始まる日本のやきものの装飾は、六古窯などにも見られますが、釉薬の妙を活かしたり、

 器の表面への彫刻や貼付などはあったわけですが、そこに初めて筆によって自由な描写が可能となったというわけです。

 筆の使用により、一気にやきものの表情が豊かに生まれ変わるその契機となったわけで、今回の展示を通して、日本の

 磁器の開始色絵のはじまりと共に、日本の器の装飾の大きな発展がここ肥前地区より始まったこと。

 それに、あらためて大きな驚きを感じることとなりました。

  
   このほか、有田焼の発展の歴史のなかで、様々発展していった描画、装飾、絵付け方法、また、それらにかかわる資料

 や道具類をビデオも含めて知ることができ、とても良い展示だと思いました。会期中は無休で無料でもありますので、ご興味

 がおありの方は、ぜひご覧になられたらよいのではないかナと思いました。




    ・期間:令和5年2月23日(木)~4月2日(日)
    
    ・開館時間:9時~16時30分

    ・会場:有田町歴史民俗資料館東館



 
 
 
 






                                                      

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『塚崎・唐津往還を歩く会』へ久々参加!!。 ~北波多、徳須恵から山本までを歩く~

2023年02月16日

有田観光協会 at 15:41  | Comments(0)
 
 
 
 発足以来20年以上にわたり、”中世の風景が広がる歴史道から佐賀の歴史街道を歩く” をキャッチフレーズに、佐賀の古道を歩いておられる『塚崎・唐津往還を歩く会』。そのリーダーが、我が有田観光協会ガイドの仲間である、馬場良平さん。有田のガイドでも、古道等の深い造詣に沿ったご案内で異色を放っておられます。






       [会長、馬場さんの挨拶を聞く、参加者の皆さん]
 

 
 コロナ禍のため発足以来初めての歩く会の中断を三年ほど余儀なくされ、その再開を多くの方が望まれるなか、昨年11月から再スタートをされておりました。諸事情で私もなかなか参加出来なかったんですが、今回久々に参加しました。そのコースは、北波多の徳須恵宿から、明治大正と県内最大の産炭量を誇った旧芳谷(よしのたに)炭鉱、そして岸獄線廃線跡を歩き、JR山本駅まで歩くという12キロの行程でした。予想を裏切る好天に恵まれ、理想的環境となりました。そして、その間の資料が、いつも本当に頭が下がる馬場さん手作りの詳細な資料及び地図で、今回も文献30以上を参考にまとめられ、20ページ以上にもわたる独自資料を用意頂き、改めて氏の深淵な知識の深さに驚嘆したものでした。
                   

 


              [唐津北波多の草伝社 ]

 
 まずはその馬場さんの挨拶、今日の行程の説明のあと、また、当地の「北波多の自然と歴史を守る会」の石﨑会長さんの挨拶もお受けしました。
その後自然に、さすが有田のガイドの馬場さん!!。今有田で開催されてます、『有田雛のやきものまつり』のご案内もきちんとなさいました。
 良かった良かったと思ってのんびりしてましたところへ、続けて、「有田周遊ひいなバスのガイドさんが見えてますので、一言」と突然私に声がかかってしまって、あまりに急だったので戸惑いながらも前に出てのご案内をするはめに。でもこれで、少しでも多くの方にご来有頂きましたら本当に喜ばしいことで、ぜひ今後にも期待したいところです。

 



[繁栄の栄華を伝える炭鉱遺産]







  それにしても、古唐津の発祥の地、北波多。遠くに岸岳を望み、かつて明治後半の最盛期には、佐賀県内採炭量の50%以上の採炭量を誇った芳谷炭鉱の面影に接し、また、それに伴い民間の手で開通したという、今はなき唐津線岸嶽支線。歴史の流れは酷ですが、歩いて分かる歴史の流れの足跡をたどる歩く会の楽しみを、改めて感じた一日でもありました。県内外含め40名前後も参加なさった皆さん、お疲れさまでした!!。




  


     [岸岳・ふれあい館の案内板/ 遠くに岸岳を望む]




                                                  
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いよいよ始まります!!、 『第19回、有田雛のやきものまつり』 。2月4日(土)からですよ!!。

2023年01月31日

有田観光協会 at 13:31  | Comments(0)



 



 



 
 そして、有田をのんびりと、しかも短時間でひととおり廻ってみたい!!、という方におすすめなのが、土曜、日曜、祭日に走る、


        
       
 "乗車無料の 「有田周遊ひいなバス 」。有田の観光ガイド付き” 


 
 
 ひと回り90分、一日二回周遊します。ぜひご利用下さい。









 

 発着場所は、有田駅前の当キルンアリタ観光案内所の向かい側です。出発まで無料休憩所の案内所でお待ち頂けますよ。
また、様々な観光情報もご提供しています。ぜひお立ち寄りくださいませ。


 





                             
                                                
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本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2023年01月03日

有田観光協会 at 10:34  | Comments(0)
 
 
 
 新しい年が明けました。
有田の三ケ日は朝夕冷え込みながらも、天候に恵まれた日が続いております。
本年が有田にとって素晴らしい年となることを、キルンアリタ観光案内所のスタッフ一同、心より願っております。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


 
 




                                          (中尾・山口)
  

この一年、本当にお世話になりました。 ~ キルンアリタ観光案内所 ~

2022年12月30日

有田観光協会 at 13:13  | Comments(0)






 
 

 ’光陰矢の如し’。一年は早いもので本年も明日を残すのみとなりました。
withコロナ下で全面開放にはまだ遠い状況ではありますが、外国のお客さまを含め観光のお客さまも徐々にではありますが増加しつつあります。本年は三年振りの陶器市も開催され、来たる年にも期待したいものだと思います。
 
 こちらキルンアリタ観光案内所は、明日31日と翌元日は休業の予定となっております。何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、その他の年末年始の有田の営業状況は、「ありたさんぽ」の新着情報をどうぞ参考下さいませ。
 この一年間誠にありがとうございました。 [画像は、キルンアリタへご寄贈頂いています第14代今泉今右衛門氏作品]





                                        (キルンアリタ観光案内所 中尾・山口)